横浜はホームでG大阪に引き分け、2戦合計1-1ながらアウェーゴール差で準決勝敗退となった。

 後半11分にMF中町公祐(31)のパスに抜け出したFW伊藤翔(28)がゴール左隅に流し込んで先制。だが7分後の同18分、G大阪MF遠藤保仁(36)に同点ゴールを奪われた。ロスタイムにはDF中沢佑二(38)を前線に上げ、パワープレーにも出たが、追加点は奪えず、終了の笛が鳴ると、膝に手をつき、うなだれるしかなかった。

 DF中沢は「ガンバ(大阪)に自分たちの良さを消されてしまった。トータルスコアで言えば2分けだけど、1戦目より2戦目の方がマリノスの出来が良くなかった。いいプレーを出せなかったのが非常に悔しいです」と残念がった。