アジア勢初の決勝進出を果たした鹿島のベテランGK曽ケ端準(37)が、この試合の最優秀選手に選出された。

 前半43分に守備陣が相手FWベリオの個人技にかわされながらも、曽ケ端が1対1を止めるなど、何度もピンチを防いだ。

 ユース出身で、98年のトップ昇格から鹿島のゴールを守り続けてきた守護神は「鹿島だけでなく(アジア勢)初めてのファイナル。この1歩がないと、準決勝(の壁)は難しいとなってしまう。アントラーズにとっても、日本サッカーにとっても、大きな1勝」と語った。