鹿島のMF遠藤康(28)が16日、RマドリードとのクラブW杯決勝戦(18日、日産ス)へ向け「簡単には負けられない」と意気込んだ。

 この日は冷たい風が吹きつける中、横浜市内で調整。「早く試合をしたい気持ちが強い」と、夢決戦にワクワクが止まらない様子だった。

 遠藤は今大会2ゴール。14日の準決勝ナシオナル・メデジン(コロンビア)戦では、後半38分にヒールキックでチームの2点目を奪ってみせた。遠藤にとっても世界のビッグクラブとの対戦はまさに「夢」の出来事だと言い、「素直にうれしいですね」とにっこり。「給料は(Rマドリードの)数分の1しかもらえてないですけど(笑い)、試合を見るであろう子どもたちにも小さな希望を与えられれば。日本の選手でもこれだけやれるんだぞというのは見せたい」と話した。