沖縄・島尻郡八重瀬町でキャンプ中の浦和は21日、同町のグラウンドで2部練習を行った。

 20日の悪天候は去り、日差しで気温は約21度まで上がった。午前中は肉体強化に取り組んだ。「限界点の最大化」をテーマにする1次キャンプらしく、全身の筋トレと走り込み中心のメニュー。とくにピッチ走は10分間を2セットと追い込み、選手らは苦しい表情を浮かべながら体を追い込んだ。帰りのバスに向かう選手らのふくらはぎや太ももには、氷のうが当てられていた。

 昼食と休憩をはさんで午後4時前からふたたび練習を行った。ボール回しを行い、前日までなら実戦形式の練習に入る流れだったが、この日は約15分間のランニングで終了となった。疲労と戦っていた選手たちからは、ランニングで終わりと聞いて「よっしゃー!」と喜びの声も上がった。