「鹿島の相葉くん」インスタグラム始めました~。鹿島MF土居聖真(24)が30日、茨城・鹿嶋市内での練習後、「あまり、こういうのをやるタイプではないんですけれど、始めちゃいましたね~」と、アイドルグループ嵐の相葉雅紀似の笑顔を見せた。「鹿島の魅力を伝えていこうと思います」。1枚目は29日に行われた優勝報告会の写真を掲載した。

 11年入団の同期でスペイン1部ラスパルマス移籍を目指してマドリードに滞在中のMF柴崎岳(24)に関しては「どうなっちゃうんですかね。ロッカーはそのままになっているんですけど…」と心配顔。だが、柴崎が移籍したとしてもFWペドロ・ジュニオール(30)、MFレアンドロ(23)、FW金森健志(22)ら攻撃的な新加入選手は豊富。MF遠藤康(28)、FW鈴木優磨(20)らも加えた定位置争いは激化している。昨季リーグ戦30試合出場8得点で、クラブW杯でも全4戦に先発出場して1得点した土居でさえ、スタメン獲得は簡単ではない。2トップだけでなく、中盤でも能力が発揮できるだけに「ポジション争いがあるのは鹿島だけではないし、それは自分の成長にもなる。チームが強くなるために、みんなが共存しあえればいい」。クラブ20冠目を目指すチームで開幕スタメンを勝ち取る意欲を示した。

 この日は約1時間半、攻撃面の連動を高めたり、8対8での攻守などで、練習を終えた。チームは31日には宮崎に出発し、来月7日まで合宿を行う。