ガンバ大阪長谷川健太監督(51)がアデレード(オーストラリア)戦で交代枠の3人を東京五輪世代で使った。

 3-0でリードした後半35分、1人目の交代枠はFW長沢に代えてMF堂安律(18)を投入。続く同40分はMF今野からDF初瀬亮(19)に、同45分にFWアデミウソンを下げて、FW高木彰人(19)を送り出した。高木はACLデビューとなった。

 東京五輪世代のエース候補堂安は無得点に終わったが、ユース所属時代に公式戦デビューした15年5月27日のFCソウル(韓国)戦から3年連続でACL本大会に出場。U-19日本代表招集歴がある高木は16歳8カ月12日で14年4月16日にカップ戦デビューした以来の公式戦出場となった。サイドバックが本職の初瀬は今季3ボランチの左としても期待されており、アジアの舞台で経験を積んだ。

 遠征にはこの日はベンチ外となったが、昨年アジア選手権でU-19日本代表として優勝に貢献したMF市丸瑞希(19)も同行。今年5月に開催され東京五輪世代が参加するU-20W杯メンバー入りへ、G大阪下部組織出身の若手の活躍が目立ってきた。