日本代表GK対決が専用カメラで徹底マークされる。16日の第7節FC東京-浦和レッズ戦(味スタ)で、NHK「BS102ch」がGK専用チャンネル「徹底マーク!ゴールキーパー」として放送されることになった。ゴール裏からピッチを縦方向に映し、常にGKをとらえた映像が流される。

 両チームのGK、浦和の西川周作(30)と東京の林彰洋(29)はともにハリルジャパンに選出されている。GKはピンチの場面で映されることが多いが、その他のプレーが注目されることはなかった。ゴールを守るポジションだが、GKの1試合の平均走行距離は5~6キロにのぼる。ゴール前の攻防はもちろん、ボールと絡まない場面での動きを見られるようになる。

 西川は5日「1試合だけじゃなく、もっとやってほしい」と賛成した。浦和の戦術では特にGKの前に広いスペースができやすく、守備範囲が広くなる。これまでは味方ボール時の準備段階から正しかったか分からない面もあったといい、「ああすればよかったな、とか気づくこともあると思いますし。自分も(試合後に)見返したいと思う」と歓迎した。【岡崎悠利】