北海道コンサドーレ札幌は17日、札幌・宮の沢で全体練習を行い、20日のアルビレックス新潟戦(デンカスタジアム)に向けて、サイドからの攻撃などを確認した。MF荒野拓馬(24)は、同世代の元チームメート、新潟DF堀米とのマッチアップを楽しみに待つ。

 札幌ユースで、ともに戦った“四方田チルドレン”。昨季はJ1昇格の喜びを一緒に味わった。「ゴメス(堀米)が出てくれたら楽」と冗談交じりに話しながらも「お互いに負けたくない気持ちがもっと出ると思うし、刺激になる」と、対戦を熱望した。

 現在最下位の新潟は、呂比須新監督の初采配試合となる。「戦術も変わるだろうし、よりフレッシュな選手が出て来ることも予想される。勢いに乗って来ると思うので、負けないようにしたい」と荒野。J1残留へ負けられない1戦へ、気を引き締めた。