ベガルタ仙台はFW石原のJ1通算50得点となる先制弾を皮切りに3得点を決めて、ホーム2連勝。

 ホームで3得点以上は、16年10月22日のヴィッセル神戸戦(○3-0)以来。約7カ月半ぶりに、ホームでサポーターにゴールラッシュを見せた。

 前半30分、石原が先制弾を決めた。左サイドのMF永戸のクロスを頭で合わせた。その後も攻撃の手を緩めず、優位を保ったまま前半を折り返した。

 後半15分に数的有利となると、一方的な猛攻を始めた。同26分、待望の追加点が生まれた。永戸のクロスのこぼれ球を、FWクリスランが左足で突き刺した。さらにクリスランに代わって入ったMF梁が同36分、試合を決定づける3点目をもぎ取った。エリア右にいたFW西村からのパスを受け、右足で振り抜いた。

 ヴァンフォーレ甲府は1点ビハインドの後半15分、DF阿部が仙台永戸の首を蹴ってしまい、レッドカードを受けて退場になった。数的不利になり、守勢に回った。