ガンバ大阪のU-20(20歳以下)日本代表MF堂安律(18)が5日、大阪・高槻市内の小学校を訪問し、給食を一緒に食べ、ミニゲームもするなど交流を楽しんだ。

 給食の時間では堂安先生による即席の恋愛講座が開かれた。「好きな子がいる」という男の子に「告白は直接言えよ!」としっかりアドバイス。素直な小学生に堂安の心もリフレッシュされたようで「夢を与えるような人にならないと。感動を与えたり、応援したくなるような選手にならないと」と刺激を受けた。

 気持ちを切り替えながらも、16強止まりだったU-20W杯の悔しさは忘れていない。決勝トーナメント1回戦のベネズエラ戦に敗れてからは、決定機で決めきれなかったシーンの「残像が頭の中でよみがえってくる」という。対戦したベネズエラとウルグアイが4強入り。「どちらかに優勝して欲しい。でも彼らはここからまた伸びると思うし、離されないように食いついていかないと。ゆっくりはしていられない」と気持ちを奮い立たせた。