JFLのヴェルスパ大分は大健闘したが、強豪ガンバ大阪に1歩及ばなかった。

 5バックでしっかり守り、一瞬の隙を突く作戦。前半はきっちりゴール前でブロックを作り、得点を許さなかった。G大阪の長谷川監督と日産時代にチームメートだった佐野達監督(53)は「選手は前半、よく我慢してくれた」と褒めた。

 後半にオウンゴールで先制を許してからも、簡単には相手に流れを渡さなかった。長谷川監督が清水を指揮していた時に指導を受けた日本代表FW岡崎と同期のFW木島悠(31)が、同30分にはGKと1対1になったが決めきれず。佐野監督は「木島を責めることはできない」と振り返った。