ヴァンフォーレ甲府は清水エスパルスに完封負けし、リーグ戦7戦勝ち無しとなった。

 前日24日に選手登録されたばかりのブラジル人FWジュニオール・バホス(24)を、1点を追う後半22分から投入した。足元の高い技術を披露し、相手のファウルを誘うなど攻撃のリズムを作ったが、得点には結びつかなかった。

 21日の天皇杯2回戦ではJFLのヴァンラーレ八戸に0-1で敗れており、吉田達磨監督(43)は「天皇杯の地獄のような試合から、チームとして違った顔を見せてくれた。選手はとてもポジティブなものを見せてくれた。フィニッシュの形も見せてくれたので、欲しいのは質」と前向きに話した。