ヴィッセル神戸がオランダ1部デンハーグの元日本代表FWハーフナー・マイク(30)を獲得することが28日、決定的となった。デンハーグとの契約は1年残っていたが移籍金の交渉もまとまり、既に神戸入りへ最終段階。来週中にも正式発表され、練習に合流することになりそうだ。ハーフナーは以前から日本でのプレーを希望しており、甲府に所属していた11年以来6年ぶりのJリーグ復帰となる。

 昨季は194センチの長身を生かし、オランダリーグで28試合9得点と活躍。神戸では7月6日に来日予定の元ドイツ代表FWポドルスキとの2トップで、得点量産が期待される。現在2トップを組むFW渡辺、田中順らは2列目でもプレーでき、より攻撃的な前線が形成できる。

 悲願の初優勝を目指す神戸は第3節で3季ぶりに首位に立つなど奮闘していたが、現在は首位柏と勝ち点11差の11位。早ければポドルスキとそろって7月29日のホーム大宮戦でデビューとなるハーフナーが、後半戦のキーマンとなる。