日本サッカー協会は29日、天皇杯2回戦の京都サンガFC-アスルクラロ沼津戦(21日、西京極)で相手に対し差別的発言をした京都DF吉野恭平(22)に対する処分を発表した。

 「3試合の出場停止ならびに罰金15万円」。同杯敗退により、7月1日のJ2ザスパクサツ群馬戦からリーグ3試合に出場できない。

 本人が深く反省していることから、懲罰基準の5試合、25万円から処分を軽減した。

 京都もクラブとして吉野に対し減給、および社会奉仕活動への参加を命じたと発表。再発防止に向け「選手、スタッフら全職員への教育を行い信頼回復に努めてまいります」とした。