J1復帰1年目の清水エスパルスがクラブ創設25周年記念マッチに快勝した。

 1-0の前半40分、左からの折り返しにDF鎌田が頭で合わせた。08年のプロ入りから10年目で初ゴール。昨季は左膝前十字靱帯(じんたい)損傷で全治6カ月の大けが。今も痛みがありテーピングを施しているが、試合に出られる喜びをかみしめている。FW鄭大世、チアゴ・アウベスら主力を欠く中、ホームで連勝。「けがで悩んだときもあったけど、やっと自分らしいゴールが決まった。チームの力が試される時に、みんなが泥臭く戦った」。OBの元イタリア代表マッサーロ氏、元日本代表の三都主アレサンドロ氏が駆けつける中、ガンバ大阪から09年シーズン以来、13戦ぶりの勝利を挙げた。