前回大会準優勝の川崎フロンターレはMF森谷賢太郎(28)の1得点2アシスト、MF家長昭博(31)の移籍初ゴールなどでJ2ザスパクサツ群馬に快勝し、16強進出を決めた。

 森谷は、前半3分、浮き球パスでFW森本貴幸(29)の先制ゴールをアシストした。後半16分には、相手GKが前に出ていたのを見逃さず「トラップしてすぐ打てば反応できないかなと思った」ととっさに判断し、右足で縦に落ちるミドル弾を決めた。後半31分にはコーナーキックからMF家長の得点をアシストした。今季はリーグ6試合に出場もベンチを温める機会が多かった。「久々の試合なので結果を出さないといけない立場。チームがいい状態の時ほど自分もそこに入る気持ちでいないといけない。練習でも個人的にもいい準備ができたと思う。しっかり準備して点を取れて良かった」と振り返った。