後半ロスタイムに決勝ゴールが決まり、J2モンテディオ山形がザスパクサツ群馬を1-0で下した。

 前半は群馬ペースで試合が進む。しかし後半はシステムを変更し、攻撃の形を整えて相手陣内に攻め込んだが、なかなかゴールが奪えなかった。後半44分、右CKからFW鈴木雄斗(23)が頭で合わせたが、相手GKのナイスセーブに阻まれる。このままドローかと思われたが、ロスタイム終了間際で、FW瀬沼優司(26)が右サイドから中へ切り込んで左足シュートを放つと、これが鮮やかに決まって山形に勝ち点3が転がり込んだ。FW瀬沼は「皆で粘り強く守ったから、勝ちにつなげられた」と興奮気味に語った。