ガンバ大阪MF遠藤が今季初ゴールで、歴代最長の連続シーズン得点記録を20年に伸ばした。アウェー・サンフレッチェ広島戦の後半2分、グラウンダーの左クロスに走り込み、スライディングしながら右足で押し込む同点弾。デビュー年からの連続得点に「ゴールに絡むことも仕事の1つ。毎シーズン、より多くゴールが増えれば」と話した。J1通算101得点とし、MF登録では藤田俊哉を抜いて歴代最多とした。

 公式戦過去3試合は出番がなかったが、トップ下でフル出場しチームを鼓舞した。「ゴールが(アピールに)一番分かりやすいけど、チームがうまく機能することを意識した」。試合は2-2で引き分けたが、長谷川監督は「さすがヤット(遠藤)」と脱帽した。

 ▼連続シーズン得点記録 G大阪MF遠藤が今季初得点。J2で戦った13年を含め、リーグ戦の得点を20年連続に伸ばした。これはJ2を含めたJリーグの連続シーズン得点記録で、2位はFWカズ(三浦知良)とMF山瀬功治の18年連続。J1限定の連続シーズン得点記録は鹿島MF小笠原で17年連続(99~15年)。