京都サンガFCが5試合ぶりに黒星を喫した。

 前半は流れをつかんでいたが、後半39分に失点。決定力が持ち味のDF闘莉王が途中出場となった攻撃陣も8試合ぶりに不発に終わった。

 2列目の左で先発したU-20日本代表FW岩崎は何度もうまくサイドを抜け出したが、決定機をつくりきれなかった。岩崎は「DFが前に2人いて(後ろの味方に)戻すということが多くなってしまった。ここ2、3試合はDF2人につかれていてもどかしい」と悔しがった。

 4試合負けなしで迎えた上位アビスパ福岡との一戦。勝ち点を積み重ねることができず、布部監督は「1発でやられてしまった。シュート、クロス、前の動きの質などちょっとしたところが足りなかった」。順位は15位に落とし、J1昇格プレーオフ圏内の6位横浜FCとは勝ち点6差に広がった。