清水エスパルスはホームで今季ワーストの4失点を許し、9敗目で13位に後退した。

 2点を追う後半9分、MF枝村匠馬(30)の右クロスにDF鎌田翔雅(28)が胸トラップから右足で豪快にボレーを決め、1点を返した。反撃ムードが漂い、同26分には今季初の逆転勝利をおさめた前節ホーム・セレッソ大阪戦(3-2)で2得点を挙げたFW北川航也(21)を投入。しかしシュートを放つことができなかった。

 リーグ4試合連続で複数失点と、守備の課題が浮き彫りになっている。右サイドバックの鎌田は「失点が、非常に集中力がないものだった。DFとして、やってはいけないこと。やり切れない部分が多いけど、チームにプラスになるようなプレーができるように修正したい」と沈んだ声で話した。