東京MF中島翔哉(23)がFC東京ラストマッチを終えた。

 横浜戦を最後にポルトガル1部ポルティモネンセへ期限付き移籍。1点を追う後半35分に途中出場し、同44分に右足でクロスバー直撃シュートを放ったが、同点には追いつけなかった。ポルトガルでは「あのシュートが決められるようになりたい」と成長を誓い、移籍について「興味を持ってくれたクラブの中で最も自分に合っていると思った。失点を恐れず、みんなで攻撃するスタイルがしっくりくると思う」と成功を思い描いた。

 FC東京のチームメートには「日本を代表する選手とスタッフに囲まれてプレーできたことが、いい思い出」と感謝。日本人にはなじみの薄いポルトガルリーグへの挑戦。「知名度は低いと思うけど、いつか日本で試合が放映されるくらいの活躍をしたい」と意気込んだ。試合後は新チームに合流するため、空港へ直行した。