北朝鮮代表のJ1ベガルタ仙台MF梁勇基(35)が8日、チームに合流した。平壌で行われた、アジア杯3次予選の5日レバノン戦(2-2)に先発出場した。

 7日に最終便で日本に到着後、仙台に帰ってきたばかり。8日は一部別メニュー調整だった。それでも「代表に行って、休むというのはないと思っている。(渡辺)監督が行けと言ったら、行く準備をしなくてはならない。明後日も行ける準備をしたい」と、10日ホームのサガン鳥栖戦出場に意欲を見せた。

 代表に帯同中、仙台はクラブ初のルヴァン杯4強入りを決めた。「うれしく思うが、まだまだ満足してはいけない。リーグ戦もある。自分もチームに合流して、また頑張りたいと思う」と気持ちを新たにした。