国際サッカー連盟(FIFA)は14日、2020年東京五輪の大陸別出場枠を発表し、アジアの枠は16チームで争う男子が4(開催国の日本を含む)、12チームで競う女子が3(同)となった。16年リオデジャネイロ五輪のアジア枠は男子が3、女子が2だった。

 東京五輪の男子は欧州が4、アフリカが3、北中米カリブ海と南米が2、オセアニアが1。女子は欧州が3、北中米カリブ海が2、アフリカと南米は1・5ずつで、オセアニアが1となった。

 12月1日にモスクワで行われるワールドカップ(W杯)ロシア大会の組み合わせ抽選で、10月のFIFAランキングをポット分けに適用することも発表した。出場チームの上位7チームと開催国ロシアがシードの第1ポットに入る。

 W杯は既に6大会連続の出場を決めた日本のほか、サウジアラビア、イラン、韓国、ベルギー、メキシコ、ブラジルが予選突破を決めている。