13年ぶりの決勝となった東北学院は、0-1で仙台育英に敗れ、30年ぶり出場を逃した。

 0-0で迎えた前半32分、ロングスローから失点。後半はFW佐藤未勇(2年)が左足でシュートを放つなど、相手を上回る6本のシュートも実らず、完封負けを喫した。

 橋本俊一監督は「ロングスローやCKは、だいぶ確認して臨んだのですが、1つのプレーにやられてしまった。それでも、選手たちは堂々としていたし、相手に臆せず戦ってくれた。スポーツ推薦や特待生のいないなかで、よく育ってくれた」。全国切符へあと1歩に迫った選手らをたたえていた。