ルヴァン杯決勝でセレッソ大阪に敗れ準優勝に終わった川崎フロンターレが8日、18日のガンバ大阪戦に向け神奈川・川崎市の練習場で練習を再開した。

 試合後、各選手は3日間の休日を経て再びグラウンドに集合。気持ちを新たにフィジカルやミニゲームなどで汗を流した。

 MF中村憲剛(37)はオフの期間、1人でいても食事をしていてもやはり、決勝の試合のことが頭をよぎったことを明かし「1人の選手として向き合わなければいけない試合だと思うし、悔しさもみんな持ってるし。向き合わないと次に進めないから。それぞれが、そこをどう糧にしていくかだと思う」と話した。チーム練習を前に「ここからの悔しさをバネにもう1つ上積みする」と気持ちの整理をつけた。「またここから、強くしていかないと。みんなと会ってボールを蹴ると、またチームとして進んでいける」と、リーグ戦の残り3試合に切り替えていた。