サッカーJ1のガンバ大阪の本拠地「市立吹田スタジアム」の新名称が「パナソニックスタジアム吹田」になる見通しであることが9日、分かった。G大阪の関係者が明らかにした。

 大阪府吹田市は同スタジアムの命名権を公募。年間1億円以上を最低応募額にしていたが、パナソニック以外に応募がなく、パナソニックが同市の選考会議で優先交渉権を得ていた。今後は市議会の議決を経て、市が正式に決定する。新名称は来年1月1日から5年間使用される。略称は協議中としている。

 パナソニックはG大阪のオフィシャルパートナー。同スタジアムはサッカー専用球技場として、2015年9月に完成し、約4万人を収容できる。