横浜F・マリノスは14日、横浜市内で練習を行った。右膝内側側副靱帯(じんたい)損傷で戦線離脱していたFWウーゴ・ヴィエイラ(29)が約1カ月ぶりに練習復帰し、18日のC大阪戦出場に意欲をみせた。

 先月14日の大宮戦で相手DFとボールを蹴り合った際に負傷。直後の19日から母国ポルトガルに帰国し、1日3度のリハビリに励んできた。「治療法はトップシークレット。ハードなトレーニングをしてきました。こうして早く復帰できたのもそのおかげです」と笑顔をみせた。

 この日は実戦形式の練習を除く、ランニングやパス回しなどに参加。リハビリ期間に体重も少し落ちたといい「具体的な数字はわからないけど、体が軽い感じがする。チームのためにいい結果が出せるコンディションであることは間違いない」と復活をアピールした。

 今季リーグ戦ではチーム最多の10得点を挙げている。上位対決となるC大阪戦に向け「いい状態できている。目標は出場だが、それは監督が判断すること。出られないとしても、準備をハードにしていきたい」と話した。

 チームとしては6日から行っていた高知での6日間のミニキャンプ後、初の練習だった。エリク・モンバエルツ監督は「(ウーゴの動きは)部分的にはよかった。いい驚きだ。数日間は様子を見るが、セレッソ戦のベンチ入りがないわけではない」と話した。