Jリーグは21日、東京・JFAハウスで理事会を行い、日本協会の田嶋幸三会長が出席し提唱するシーズン制移行をあらためて訴えた。

 同会長がJリーグ側に直接訴えるのは14日の実行委員会に続き今月2度目。22年からの移行案を示した。ただ、Jリーグ側には反対意見が根強く、すでに8割の実行委員が反対。村井満チェアマンも「シーズンを変えるのは難易度が高いというのがリーグの見解。(決断の)材料は出そろったという認識」。12月の理事会で正式に否決する見通し。田嶋会長はJリーグの決断を受け入れると公言しており、このままシーズン制移行は見送られることになる。また、来季からの金曜日のJ1ナイトゲーム開催について村井チェアマンは「議論があるのは事実」と認めた。