J1横浜F・マリノスは8日、J2ジェフユナイテッド千葉へ期限付き移籍中のMF熊谷アンドリュー(24)が来季から同クラブへ完全移籍することを発表した。

 熊谷は横浜の下部組織出身で、クラブを通じてコメントを発表した。「マリノスには育成年代から育ててもらい、たくさんの方々にお世話になりました。トップチームに昇格してからは、なかなかチームの勝利に貢献出来ない日々が続きましたが、期限付き移籍という形で他のクラブに行かせてもらったことで、試合に出ないと経験出来ない事をたくさん教えてもらいました。成長した姿をみせられるようにこれからも頑張っていきます。本当にありがとうございました」。

 ユース時代にはU-17日本代表にも選出されており、12年に横浜のトップチームに昇格。14年のシーズン途中に湘南(当時J2)へ期限付き移籍し、シーズン終了後に横浜へ復帰するも、16年シーズンから千葉へ期限付き移籍していた。また、今年9月にはタクシー運転手への暴行容疑で現行犯逮捕され、クラブが公式戦4試合の出場停止と減俸40%1カ月の処分を発表していた。