岩手県盛岡市出身の鹿島アントラーズMF小笠原満男(38)が22日、岩手・大槌町内で小学生から高校生約50人にサッカー教室(主催・日本プロサッカー選手会)を開いた。

 ミニゲームを中心に、小学生相手にも全力でプロの技を見せつけるなど、約1時間半交流した。参加した大槌サッカークラブの臼沢勇星さん(小5)は「小笠原選手はスピードがあり、体も強かった。もっと努力して、将来は日本代表になる」と目を輝かせていた。小笠原は「自分も最初からうまかったのではなく、一生懸命練習してプロになった。サッカーが出来ることに感謝して、日本代表を目指して頑張って欲しい」とエールを送った。