18年にJ1に昇格する湘南ベルマーレMF下田北斗(26)が、17年にJ1で初優勝した川崎フロンターレに完全移籍した。30日、両クラブから発表された。

 下田は湘南のホームタウン・神奈川県平塚市出身で、専修大学をへて14年にヴァンフォーレ甲府でプロデビューし、16年に湘南に移籍。強烈で正確な左足のキックを誇り、16年はJ1で23試合に出場して2得点を決めたが、湘南がJ2に降格した17年は定位置確保に至らず、10試合に出場し無得点に終わった。18年は、同じ神奈川県内のJ1王者・川崎Fで捲土(けんど)重来にかけるシーズンとなる。

 下田は川崎Fを通じ「川崎フロンターレという素晴らしいクラブでプレーできることをとてもうれしく思っています。今まで学んできたことを生かし、チームに貢献できるよう日々一生懸命頑張ります。応援よろしくお願いします」とコメントした。

 一方、湘南を通じ「湘南ベルマーレでプレーすることができてとても幸せでした。いつもあたたかい声援をくれたファン、サポーターのみなさんには本当に感謝しています。チームは変わってしまいますが、湘南ベルマーレが僕の大好きなクラブであることは変わりません。みんなに負けないように頑張ります! 本当にありがとうございました」とコメントした。