前橋育英(群馬)のFW飯島陸(3年)が10大会ぶりの1試合4得点をマークした。初戦の初芝橋本(和歌山)戦で前半1発、後半3発と固め打ち。5-0の圧勝に導いた。過去に4得点した選手には、優勝と得点王に輝いた大前元紀(流通経大柏)大久保嘉人(国見)ら。

 ▼1試合4得点 前橋育英FW飯島が2回戦初芝橋本戦で記録。ハットトリックは今大会2人目。選手権での1試合4得点は、07年度の流通経大柏FW大前元紀(現J2大宮)が、準決勝津工戦で達成して以来10大会ぶり。その前の記録者は00年度の国見FW大久保嘉人(現J1川崎F)で、3回戦日章学園戦で達成。この2人は得点王となり、チームも優勝。99年度の富山第一FW石黒智久(元J2富山)も3回戦大分鶴崎戦で4得点。準決勝で鹿児島実に敗れたものの通算9得点で得点王に輝いた。