セレッソ大阪はホーム開幕戦を白星で飾れず、広州恒大(中国)とスコアレスドローに終わった。

 MF清武弘嗣(28)が右ふくらはぎの負傷で離脱。FW高木俊幸(26)、ヤン・ドンヒョン(31)の新戦力2人を先発メンバーに送り込んだ。サイドからの攻めで崩しにいくが、ゴール前で高く、強い壁を崩せない。後半はFW柿谷曜一朗(28)、杉本健勇(25)、MF福満隆貴(25)と攻撃的選手を投入も、得点は奪えなかった。

 「リーグも始まり(選手起用の)ローテーションも考えないといけない」と尹晶煥監督(45)。中3日で迎える横浜F・マリノスとのJ1リーグ開幕戦を見据え、柿谷と杉本をベンチスタートにし、体力を温存させた形。ホームでの勝ち点1を指揮官は「いいふうにとらえたい」。主将のMF山口蛍(27)も「前半はバタバタしたが、後半は自分たちのペース。勝ち点3をとりたかったけど、最低限の結果」と前向きだった。