ガンバ大阪がサンフレッチェ広島に惨敗した。前半だけで3失点し、後半に入っても立て直せなかった。これでレビークルピ監督就任後、公式戦3連敗。昨季からは公式戦16試合勝ちなしとなった。

 攻守においてあまりにも内容も悪く、試合後指揮官は「コメントしづらい。これほど恥ずかしい思いをしたのは長い指導経験の中でなかったと思う。これから先こんな酷い試合は2度とないと思うし、してはいけない。責任は私にあり、プレーしている選手にもある。こんな敗戦を受け入れてはいけない。チームを立て直していかないといけない」と話した。

 攻守のバランスが取れず、重なる失点に精神的なダメージは大きかった。FWアデミウソンが半年ぶりに公式戦へ復帰したが、シュートは枠外に1本。MF倉田は前半だけで負傷交代となった。倉田は「1つもいいことがなかった。サッカーのうまい下手じゃなくて根本的に(気持ちの面で)戦えていない」と反省した。

 主将マークを巻いたDF三浦は「攻撃を自由にやる中で、守備のところで切り替えをはやくしないといけない」と指摘。厳しい現状だが「1勝できれば変わってくる」と話した。