清水はアウェーで逆転勝利を収め、2連勝とした。ルヴァン杯を含めると、J1では14年4月以来約4年ぶりの公式戦3連勝を飾った。

 1点を追う前半26分、MF金子翔太(22)の右クロスをFWクリスラン(25)が足元で受け、相手DFを振り切るように反転して技あり左足ゴールを決め同点に追いついた。

 その後は徐々に清水がボールを握る時間が多くなり、後半3分にはDF松原后(21)の左クロスに逆サイドから走り込んだ金子がダイレクトで左足を合わせて逆転に成功した。

 さらに同22分には、ゴール中央でクリスランが落としたボールからMF河井陽介(28)が右足ミドルを放ち、ゴールネットを揺らした。

 クリスラン、金子のリーグ2戦連発、河井の4年ぶりのJ1でのゴールで勝利をつかんだ。河井は「打った瞬間、入りそうだなと思った。先制されたけど、時間帯が早かったので慌てずにできた。逆転できたことは、チームとしての勢いが出たと思う」と話した。