FC東京がリーグ戦ホーム初勝利を目指す。湘南ベルマーレ戦を翌日に控えた17日、都内で完全非公開で練習。長谷川健太監督(52)は「押し込む、セットプレーを多くとっているというだけでは点は取れない。もっと危険なプレーをたくさん作ること」とフィニッシュの精度改善を期待した。

 14日のルヴァン杯1次リーグ新潟戦(味スタ)で今季初勝利を挙げた。16歳のFW久保が大会最年少弾となる決勝ゴールを決めた。昨季チーム内で最も得点したFW大久保とウタカが抜け、指揮官は「久保が点を取ったけど、あれも1つの(チームの)武器にしていかないと。個によって変わることもある。そこの意識に期待したい」と、攻撃陣の奮起をキーポイントに挙げた。リーグ3戦を終えて17位。ルヴァン杯に続きホーム戦白星で、浮上のきっかけをつかむ。