2度の右膝前十字靱帯(じんたい)断裂から約2季ぶりに復帰のサンフレッチェ広島DF佐々木が、決勝弾を決めた。

 前半17分、こぼれ球を左足で決めた。16年3月の大宮戦で故障、17年1月の練習中に再断裂し、再び全治8カ月の診断を受け1年を棒に振った。J1での得点は、ヴァンフォーレ甲府時代の川崎F戦以来約3年半ぶり。14年に甲府でともにプレーした柏レイソルFW伊東とマッチアップし「久々に楽しかった。先輩としてあいつにやられたくないというのは人一倍あった」と笑った。