川崎フロンターレがFC東京に敗れ、15年10月以来、2年半ぶりに連敗を喫した。フリーキックからの2発に泣き、自慢の攻撃も中を固める相手を崩しきれず。浦和戦に続く無得点で、こちらも15年8月以来の2試合連続無得点となった。

 前節浦和戦から疲労を考慮し、先発メンバーを7人入れ替えて臨んだが、メンバーをほとんど替えずに臨んだ東京に完敗。FW大久保嘉人(35)は「悔しいですけど、完敗。相手の狙い通りにやられた」と率直な気持ちを口にした。後半頭から入ったMF中村憲剛(37)は、攻撃の組み立てのほか、中央から強烈なシュートを放つなどゴールに迫ったが、1点が遠かった。中村は「ホームで連敗はもったいないし絶対にあってはいけない」と厳しい言葉を口にし「相手をどう崩すか、みんなで共有できなかったことが残念だった。自分たちで立て直すしかない」と話した。