サガン鳥栖が第5節の3月31日名古屋戦以来、8戦ぶりの勝利を飾った。

 前半11分、鳥栖はMF原川力(24)がPKを決めて先制。だが清水エスパルスが同16分、鳥栖DF小林祐三(32)のクリアミスによるオウンゴールで追いついた。それでも泥沼の連敗を阻止したい鳥栖はあきらめない。同26分、FW小野裕二(25)のヘディングゴールで勝ち越し、前半を終えた。

 鳥栖は後半にも加点。同6分、ゴール前でヒールパスを受けた韓国人MF安庸佑(26)の2戦連発で3-1。鳥栖は同32分、警告2枚目でMF小野が退場し10人となった。だが雨の中、最後まで集中力を切らさなかった。清水は2連敗となった。