ジュビロ磐田MF松浦拓弥(29)が7日、ガンバ大阪とのルヴァン杯プレーオフ(PO)第2戦(9日午後4時、ヤマハ)に向けて好調をアピールした。磐田大久保グラウンドで調整し、7対7のミニゲームでは右足ミドル弾を決めた。前日6日に行われた天皇杯2回戦の中京大戦でも、途中出場から決勝点をマーク。チームを3-2の勝利に導いており、「状態は良いと思います」と言い、汗をぬぐった。

 右足太もも裏の張りで欠場した2日のPO第1戦は、0-1で敗れた。チームが逆転で7年ぶり8強に進出するには、第2戦で2点差以上での勝利が必要。その条件を踏まえた上で、松浦は「最低でも2点が必要。そういう意味では、天皇杯でゴールを決められたことは良かったと思います」と前向きに話した。好調を自信に、チームを再び勝利に導く決意だ。【前田和哉】