スペイン代表MFイニエスタが初先発したヴィッセル神戸が、2戦ぶりの勝利を手にした。神戸は前半2分、イニエスタからパスを受けたFWウェリントンがシュートを放つも柏GK桐畑がセーブ。柏レイソルは28分、味方のスルーパスに抜け出したFW伊東がシュートを放つが、ゴールポストに嫌われた。一進一退の攻防となり、0-0で前半を折り返した。

 神戸は後半21分、左サイドを抜け出したFW郷家が中央にパス。走り込んだFW増山が右足で流し込んで先制点を奪った。

 神戸のイニエスタは後半37分にMF松下と交代。2万2879人の観衆に見送られ、ピッチを去った。神戸はその後も1点を守り抜いた。イニエスタは移籍2戦目で初先発、初勝利をつかんだ。

 柏は3連敗となった。