清水エスパルスDF飯田貴敬(23)が、名誉挽回を狙う。今日25日のホーム北海道コンサドーレ札幌戦では右サイドバックで先発が確実。24日は静岡市内で最終調整を終えると、前節ホーム浦和レッズ戦での反省を踏まえて言った。「前回は2失点に絡んでしまった。次はいいパフォーマンスをしてしっかり勝ちたい」。

浦和戦では前半にハンドの反則を取られ、そのFKから失点。後半も安易なクリアミスで同点ゴールを許した。「大学時代も含めてこういう経験は初めてだった」。試合後は自宅で映像を見返し、プレーを分析。精神的なダメージが大きかったというが、「ミスから学んで、成長につなげたい」と切り替えている。

立場は、U-21日本代表としてアジア大会に臨んでいるDF立田悠悟(20)の代役。このままポジションを奪うべく飯田は「自分の良さを出して勝利に貢献したい」と言い、チームに5戦ぶりの完封をもたらす覚悟を示した。【神谷亮磨】