J1では初となる父子対決が実現した。柏レイソルDF高木利弥(25)が、父の高木琢也監督(50)率いるV・ファーレン長崎を相手にアシストを記録し、チームも5-1と勝利した。

柏DF高木が長崎の高木監督との“親子対決”を制した。後半3分には右サイドへロングボールを送り、同い年で神奈川大時代も同僚のFW伊東のゴールをアシストした。「伊東君が諦めないで追ってくれたおかげ」と笑わせた。父が率いる長崎とはJ2山形時代の16、17年に対戦経験があり、自身が出場した試合は1勝1分け。積極的な攻撃参加で会場を沸かせて成長した姿を見せたが、後半31分に左太ももをつって途中交代。父との対戦時には「逆に力んでしまう」と話していた通りの結果になり「(父に)負けたくないというのが意識していないところにあって、つっちゃいました」と苦笑いした。