ホームのベガルタ仙台が接戦を制した。

まず前半24分、右CKの好機でMF野津田岳人がインスイングのボールに走り込んだDF大岩一貴が右足で合わせ、先取点を奪った。

対する清水エスパルスは、1点を追う後半10分、左クロスをFWドウグラスがヘディングシュート。クロスバーに直撃して跳ね返ったボールが、GKの背中に当たってゴールへ吸い込まれた。

そして1-1で迎えた後半アディショナルタイム、仙台が執念の勝ち越しゴール。右サイドからのクロスボールを左サイドのFW中野嘉大が中へ折り返すと、ゴール前中央のFW石原直樹がダイビングヘッドで押し込んだ。土壇場で2-1とした。

CSKAモスクワへの移籍が決まり、チームを去るFW西村拓真はこの日は欠場し、スタンドから見守った。その西村に対し、チームは一丸となり白星を送った。