横浜F・マリノスが4日、横浜市内で5日のホームの北海道コンサドーレ札幌戦(日産ス)へむけて調整した。

現在チームは2連勝中で、残留争いをしていた順位も11位までアップ。今季初の3連勝となれば暫定9位に浮上する可能性もあり、残留争い完全脱出をかけて勝利を狙う。

ポステコグルー監督は前回の対戦で敗れた札幌について「非常にハードワークしていいチーム。今季は良いシーズンも過ごしている」とリスペクトしつつ、自軍の調子が上がってきていることも強調し「自分たちのサッカーを90分通してできているのが大きい。いい挑戦になる」と話した。メンバーも前節と入れ替えがないことを示唆し「選手も良い状態ですし、いい練習もできています」と力を込めた。

苦しみながらもアウェーで勝利をもぎとった前々節の磐田戦、ホームで5得点して大勝した前節仙台戦と、残留争いの中での2連勝がチームの雰囲気も変えた。

DF松原健(25)は「チームの雰囲気はいい。あと2勝すれば勝ち点も40に乗るし、そこがひとつの目標。まだACL出場権も狙えると思っている」と残り6戦の戦いに自信をみせる。

MF遠藤渓太(20)も「勝ててるのは大きいし、それを継続するのが一番。しっかり目の前の1試合1試合を勝ち進んでいけば、いいところにいけるかなと思っています」と上位進出へ気合を込めた。