清水エスパルスが伝統の一戦で圧勝した。磐田との「静岡ダービー」で最多タイとなる5得点を奪った。

前半開始50秒、FW北川航也(22)がカウンターから左足で先制点。幸先よくリードを奪うと、攻撃陣が爆発した。同38分にFWドウグラス(30)が追加点。一時は1点差に迫られたが、後半に北川とドウグラスが1点ずつ追加。ロスタイムにはこの日30歳の誕生日を迎えたFW村田和哉がダメ押しの5点目を決め、大勝劇を締めくくった。

昨季はルヴァン杯を含む公式戦で磐田に3戦全敗。プロ初の3試合連続ゴールで2桁得点を達成した北川は「去年の借りを返せたと思う」。ドウグラスも「自分の評価よりも、チームで勝てたことが何よりうれしい」と胸を張った。