ヴィッセル神戸は12日、出場予定メンバー漏えい問題に関する調査結果を終えたとし、DF高橋峻希(28)への1カ月の謹慎処分を発表した。

問題が起きたのは9月23日の浦和レッズ戦。神戸MFアンドレス・イニエスタ(34)が欠場し、その情報が試合前にSNS上で拡散された。その発信源が高橋とされ、神戸はJリーグ、第三者の外部弁護士をまじえて調査。「内部情報を漏らしてはいけない」Jリーグの規約に抵触する案件で、事実関係が確認されたため処分の決定、発表となった。

クラブは「当該情報を漏えいすることにより何らかの利益を享受する、または対戦相手を利する等の不正な意図があったものとは認められませんでした。(また)totoの販売期間終了後に発生したものですが、ヴィッセル神戸として今回の事態を大変重く受け止めています」とし、高橋を9月24日から10月23日まで1カ月の謹慎処分。今後の再発防止として、外部講師を招いての勉強会を行うなどの措置を発表した。