柏レイソルは首位川崎フロンターレに0-3の完敗を喫した。

柏は降格圏の17位から順位を上げられず。J1残留へ向けて厳しい戦いが続いている。柏の加藤望監督(49)の主な一問一答は以下の通り。

-試合を振り返って

加藤監督 相手の攻撃に対して、しっかり守備をしてというプランで臨みました。システムも変えて、しっかりボールにプレッシャーをかけた中で入ってくるボールを狙うということでやったのですが、前半の2失点はスライドが遅くなったりとか、プレッシャーが中途半端になってしまった。大事なゲームでいろんな方が応援してくださっている中、本当に申し訳ないと思います。

-5バックのシステムで、攻撃面ではどのような攻め方を考えていたのか

加藤監督 サイドからの攻撃とか、外側はウイングバック1枚なので、そこのサポートを増やしたいのと、もう少し選手同士の距離を縮めた中で、短いボールを使いたかった。今日はちょっと人との距離が遠かった。守備から攻撃に移ったところの立ち位置をもっと明確にできればよかった。

-システム変更は残り4試合に向けてなのか、それとも川崎対策だったのか。その手応えは

加藤監督 システムありきではなくて、選手の力、タイプの組み合わせだと思っています。相手との狙いもあって、うしろを3枚にしてやりましたし、今後3枚でやるというところではなくて、4枚ももちろんやりますし、もちろん両方見いだせればと思ってトライしました。もちろん負けたわけですから、失点もしましたし、得点もとれなかったので、うまくいかなかった部分はあります。その中でトライしたこと、練習でやったことは3枚だろうが、4枚だろうが必ず実になることをやったんじゃないかなと思います。

-残り3戦でチームは降格危機にあるが、この状況をどう受けとめているのか

加藤監督 とにかく1試合1試合目の前の試合を戦うしかないと思います。