柏レイソルは10日、加藤望監督(49)を解任し、岩瀬健コーチ兼アカデミーヘッドオブコーチ(43)が今季の残り公式戦の指揮を執ると発表した。

加藤監督は、成績不振を受けて5月13日に解任された下平隆宏監督の後任としてヘッドコーチから昇格したが、チームの立て直しに失敗し、6日の鹿島アントラーズに2-3で敗れ、2試合を残し、柏は降格圏の17位に低迷している。

岩瀬健コーチ兼アカデミーヘッドオブコーチは、1994年(平6)から98年まで浦和レッズ、99年から02年まで大宮アルディージャでプレー。05年に浦和の育成年代のコーチとして指導者を始め、浦和の下部組織のコーチを歴任した後、15年に柏の下部組織U-15監督に就任。翌16年にはアカデミーのダイレクター、17年にトップチームのヘッドコーチを経て、今季から現職を務めていた。