北海道コンサドーレ札幌はジュビロ磐田を下し、2試合ぶりに勝ち点3を手にし、4位をキープ。クラブ史上最高の4位以上を確定させ、自力でのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場圏内3位入りの可能性が復活した。

前半12分、FKからのクロスを右サイドのMF早坂が胸でトラップし、右足でゴール前にボールを送ると相手DFに当たり、オウンゴールを誘って、先制した。

後半31分、途中出場のMF三好がペナルティーエリア手前から左足を振り抜き、ゴール左へ突き刺した。追加点をもたらしリードを広げた。

ホームでの最終節は現在2位の広島とのACL争い直接対決となる。勝てば2位または3位に浮上する可能性があり、初のACL出場の権利を獲得できる状況に、ミハイロ・ペトロビッチ監督(61)は「多くの札幌のサポーターとともに全力で戦っていきたい」と誓っていた。